額縁を作る

頂いた絵を額縁に入れるため、近所の額縁屋さんに行ってオーダーメードで額縁を作ってきました。スロヴァキア語ではこのようなお店は「Ramárstvo」と言います。「Rám」は額縁を意味する言葉です。


お店はショッピングモールの一角にあり、店内に入るとキラキラに装飾された大きな絵が目に飛び込んできました。

既成の額縁を買って、そこに絵や写真を入れるということしかした事がなかった私。絵に合わせて額縁を作るというのは初めての経験で、ちょっとドキドキ。店内中央にある作業台にて額装する為のフレーム、台紙選びをしました。

先ず、絵とガラスとを密着させないための台紙(日本では『マット』と呼ばれているようです)を選びました。下の写真中央に見えるのが「マット」です。絵の角にあてて、絵が引き立つ色を選ぶようにします。沢山種類がありますが、絵に当ててみると合う、合わないは一目瞭然なので候補を二つまで絞り込むのは簡単でした。何度か交互に絵に当てて、私達にとって一番しっくりくる色を選びました。

マット選びが済んだら、次はフレーム選び。絵の雰囲気に合い、且つ絵が引き立つものを選ぶべく、集中してフレームを見ていきました。衝立についているフレームはマジックテープでくっついているので、ひっぱって取り外して絵の角に当てて、絵とマットとフレームとが合うかどうかを試しました。マットとフレーム選びが終わったら、ガラスの種類を選び、マットの大きさ(絵とフレームの間の大きさ)を決めたら、後はお店にお任せ。出来上がるまで一週間かかりました。



今回額装したかったのがこちらの作品。




額装されてこのようになりました!



そのままでも充分素敵な作品なのですが、額縁に入ることによって更に魅力あるものになったと思います。フレームやマットを選んだのは自分達なのですが、絵の角に当ててみて全体の出来上がりを想像するだけで、実際にどのようになるかは実物を見るまでははっきり分かりませんでした。その為、出来上がってくるまでの一週間は「あれで本当に良かったのかな」と何度か思ったのですが、仕上がったものを見て心配は全く杞憂だったと思いました。想像していたよりも素敵な仕上がりで、自分の選んだ額装により、この絵が自分のものになった、というように感じました。今後も素敵な絵や写真があれば、このようにオーダーメードで額装させたいです。

ちなみにこの作品は、スロヴァキアを代表する画家の一人であるIgor Piačka氏によるものです。今回額装した作品は落ち着いた雰囲気のものですが、彼の持ち味は絵から情熱がほとばしるかの如くパワー溢れるところだと思います。興味を持たれた方は是非彼の作品をチェックしてみてくださいませ~。Piačka氏は1999年にあきる野市のアートスタジオ五日市に滞在されたこともありますよ。



青ねこ's Life in Slovakia

中欧の小国スロヴァキアについてのあれこれ。

0コメント

  • 1000 / 1000