メロン五種食べ比べ
という訳で、今年の夏は一人でコツコツメロンの食べ比べをしていました。日本で最後にメロンを口にしたのは何時のことやら…十年近く前になるかもしれません。ですから最近の日本のメロンの味は存じませんが、昔食べた記憶を元にして比べると、こちらのメロンは共通して果肉がちょっと固め、そして甘さ控えめであります。スプーンですくって食べるよりも、包丁で一口大に切って食べた方が食べやすいです。ただ、あまーいメロンよりもこちらの適度な甘さのメロンの方が、私には食べやすく感じました。値段はお店によりまちまちではありますが、旬の時期には一玉2ユーロ以下など手頃な値段で買うことが出来ました。
さて、それでは実際のメロンの写真を順に見ていきましょう。
↓右:ガリアメロン 左:カンタロープメロン
↓上:黄メロン 下:Pier de sapo
↓右:小玉スイカ 左:白メロン
スイカの一般的な呼び名は漫画内にも書いた通り「Dyňa」ですが、正しくは「melón vodový」だそうです。
これらのメロンは大抵スペイン産です。
スイカは南スロヴァキアまたはハンガリーから来たりします。
カンタロープメロン
一回目のものは熟してないから甘味がいまいちだったのかなーと思い、後日また買ってみたのですが、今度は熟し過ぎてしまったようで、包丁で割った瞬間、凝縮されたメロンの甘ったるい匂いが広がりました。それがどこかシンナー臭に相通ずるものがあり、気持ち悪くなってしまいました…。
オレンジと緑のコントラストが綺麗な断面。
買う前にカンタロープメロンについて調べた時に、スターバックスジャパンが『カンタロープ メロン&クリーム フラペチーノ®』という期間限定商品を発売したという情報を目にしたので、「きっと美味しいメロンなんだ!」と期待していた分、少々肩透かしをくらいました。二回とも少しも美味しいと感じられなかったので、三度目の正直を信じて買う気が起きませんでした。
ピエルデサポ
「クリスマスまでも長持ちするメロン」ということで、英名がサンタクロースメロンなんだそうです。
ネット上では美味しいと書かれている方もいたのですが、きっとまだ熟しておらず甘くなかったんでしょう。来年の夏、またチャレンジしたいです。
ガリアメロンと黄メロン。
どちらも好き。
白メロン
果皮に近い部分がもっと明るい緑なだけで、断面はカンタロープにちょっと似てますね。でも味は断然こちらの方が美味しかったです。来夏にもまた食べたいです。
で、結局私はメロン派スイカ派どちらかなのかというと…、どちらでもない派です。どちらも悪くないけれど、こっちが好きー!と言える程の気持ちがどちらにもないので。ただ汗が滴る程暑い日に食べたくなるのは断然スイカですね。
今回の食べ比べにより、夏の果物の自分の中での選択肢が広がりました。夏が過ぎ、現在店頭に並んでいるメロンは少し小ぶりになり、値段も少し上がりました。店頭の果物のラインナップや値段の変化からも、季節の移り変わりを感じます。
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