Červený kameň(チェルヴェニー・カメニュ”Red Stone Castle”)

という訳で、うちから割と近所にあるお城へ行くことにしました。

名前は、Červený kameň(チェルヴェニー・カメニュ)。英語で言うと、”Red Stone Castle”赤い石という名前のお城です。

私たちの住んでいる町からは、バスで30分程の場所にあります。

六年ほど前に、Červený kameňで開催されたお祭りに行った事があるのですが、その時はイベントを見ただけで帰ってしまい、お城の中は見ることが出来ませんでした。今回ようやく六年越しに見ることが出来ました。

お城の情報はこちらからどうぞ。(英語/スロヴァキア語のみ)


お城の歴史をざっと紹介しておきます。


Červený kameňの存在が初めて記述されたのは、13世紀前半です。お城は、チェコ王の未亡人であるQueen Konstancia Uhorskaの命により、1240年よりも前に建てられました。それと同時にお城は「Red Stone Castle」と呼ばれるようになりました。お城は元々王族のものでしたが、後にMatúš ČákやZapolskiやTurzoを含む様々な一家に所有権が渡りました。

お城の歴史の中でも、特に重要な二つの一族がありました。それはドイツのFugger家と、オーストリア=ハンガリーの Palfi家です。1535年、Fugger家はビジネスパートナーであり、城の前所有者であったTurzo家からお城を手に入れます。Fugger家は当時のヨーロッパで最も豊かなビジネスファミリーの一つでした。城の入手後、頭首のAnton Fuggerは城の改築に着手します。中世のゴシック建築のお城をルネッサンス様式の城砦に作り替えるのには多大な金と時間を要しました。しかし、次第にこの地域におけるFugger家のビジネスプランは弱くなってきました。何故なら、トルコ軍の脅威が増していたからです。その為、城を売却することに決めました。城の購入に興味を示す者は多くいましたが、1588年に城を手に入れたのは、Palfi家の者でした。Palfi家によっても、城の改築が行われ、17世紀にはバロックスタイルへと変えられました。Palfi家の最後の城の所有者は1945年に城を去り、その後城は国の文化財となりました。


ということだそうです。有力一家によって所有されていたお城ですから、中身・内装は豪華そうな感じがしますね!これだけでも期待が高まり、ワクワクします。

「Červený kameň」のバス停で降りたのは私たちだけでした。ちょっと朝早かったせいでしょう。

見えるのは、お城以外には木々と草原だけ。草の鮮やかな黄緑色が、目に鮮やかでとても綺麗でした。

この道の先に見えるのが、お城の敷地内への入口です。

赤茶色の屋根がかわいらしいこの建物をくぐると、左手前方にお城が見えてきます。

見えてきました!

お城の入口付近にこのようなものが(笑。

日本の観光地でも似たようなものを見かけますね。スロヴァキアにもあるとは思いませんでした。大人は顔を入れることが出来ないのか・・・残念。

お城の中庭です。

手入れされていて綺麗です。もう少し近づいて撮ってみました。


中欧にはシカをモチーフにした石像がありました。

これは先程、城壁にあったマークと同じデザインですね。

ツアーは中庭に面した案内所で申し込みます。お城の中をたっぷり見たかったので、ロングツアーに申し込みました。お城のサイトでは英語のツアーもあると書いてあったので聞いてみたのですが、やってないと言われました。英語でのツアーが希望の場合、前もって問い合わせた方がよいのかもしれませんね。私の場合、思ったよりもスロヴァキア語での説明が理解できたので良かったです。リスニング力は依然と比べると確実に良くなっていると実感しました。自分の勉強の成果を実感できたのも良かったです。


ロングツアーは一人7ユーロでした。

ショート、ロングツアー両方において、お城に所蔵されている華麗な調度品、壁や天井の見事な装飾、武具などをガイドの案内のもと見ることが出来ます。また、お城の地下にある巨大な地下倉庫に入ることが出来るのは、ロングツアーだけの特権です。あまりの巨大さにちょっとびっくりしますね、これは。ショートツアーは6ユーロなので、1ユーロ足してロングツアーにして地下倉庫を見る価値あると思います!


城内ツアーへはここから入ります。ツアー時間になると、ガイドさんが来て扉を開けてくれます。



城内にあるカフェ近くで、放し飼いの孔雀たちがたむろしていました。

すごい人なれしています。小腹が空いたので、持ってきた手作りスコーンを食べていたら寄ってきました。いつも観光客からこうして食べ物をもらっているんでしょうね~。私はやらんけどな・・・。


お城を違う角度から撮ってみました。

六年前に来たときは、この辺りから広場のような場所へ出て、中世祭を楽しみました。来年都合が良かったらまた見に来たいです。

バスが来るまで時間があるので、お城の敷地内を散策しました。こんな庭がありました。

葉の落ちた秋の今でもこうして綺麗なんだから、春から夏にかけてはもっと素敵なお庭なんだろうな。

ここから少し歩いたところに、お土産屋さんがありました。土産屋というか、土産小屋と表現した方があっているかも。

このハート形のお菓子、スロヴァキアのイベント事では必ずありますね。


陶器の小物色々。

昼近くになって、城を訪れる人の数も増えてきました。

やっぱり山の上だから、朝あまり早く来ると寒くて凍えますわ・・・昼頃来るのが正解かも。この後三日位、ずっと風邪っぽくて微熱が続きました。

来年、もっと暖かい季節にまた来よう!

青ねこ's Life in Slovakia

中欧の小国スロヴァキアについてのあれこれ。

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