冬の終わりを告げる儀式

木曜日に買い物に行った帰り道での出来事。

幼稚園か小学校低学年らしきちびっこ達と、女性をかたどった案山子のようなものを抱えた先生らしき女性が、小川の近くで立ち止まりました。そして、子供たちは先生と一緒に歌を歌い始めたのでした。



これは、キリスト教が伝播する以前からのスラブの古い伝承に起因するもので、冬の終わりを告げる儀式なのだそうです。

案山子らしきものは、Morenaと言う名前の古いスラブの女神をかたどったものだそうです。彼女は冬と死を司る存在であり、その伝承に基づき、冬の終わりにこの儀式を行うのだそうです。



↑Morenaの切手。スロヴァキア版ウィキペディアより画像を拝借致しました。



儀式のやり方は二つに大別出来るそうで、一つは女神をかたどったものを燃やす、もう一方は川に流す、だそうです。方法は地域によって違ってくるそうで、女神の名前も国によって異なります。スロヴァキアとロシアではMorena、ポーランドではMarzanna、リトアニアでは Morė 、チェコやスロベニア、クロアチアではMoranaという名前で呼ばれているそうです。

私が見たのは川に流す方の儀式です。(といって、最後まで見ていなかったですが…残念なことをしました…)

彼女には姉妹がおり、彼女の名前はŽiva。彼女は春と生を司り、Morenaが目覚める秋までが彼女の支配する期間となります。この二人の女神によって、自然のサイクルを表している訳ですね。


キリスト教の台頭により、ヨーロッパに元々あった信仰や慣習はかなり駆逐されてしまっている印象を抱いていましたが、こうしていまだに受け継がれているものが存在するというのを今回知り、何だか嬉しくなった青ねこであります。




😺応援ありがとうございます!😺

青ねこ's Life in Slovakia

中欧の小国スロヴァキアについてのあれこれ。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 青ねこ

    2016.03.20 20:06

    @猫村なお。猫村さん、こちらこそご無沙汰しております~。コメントありがとうございます! 儀式って言葉の響きがなんかアヤシゲですもんねwホラーっ気なくてすみません💦 切手の色使い素敵ですよね~♥地味だけど、何気に洒落てますよね! 冬場はずっーとどんよりした天気で気が滅入っていたので、春めいてきただけでもう嬉しくって! 人間の引っ越しも大変ですが、猫の引っ越しも海外となるととても大変そうですね。時間もかかりますし…。 無事に引っ越しできることをお祈りしております!
  • 猫村なお。

    2016.03.20 03:45

    青ねこさん、お久しぶりです〜! スロバキアにはそんな儀式があるんですね! 儀式って言葉で【呪い】的な感じかと思ったんですが(笑) ←ホラー好き 何とも可愛らしい儀式♥ 日本や韓国とはまた違った他の国の事を知れるのが楽しい〜! 切手、めっちゃ可愛いですね♥ 春だ〜!春ですよ〜!! ウキウキしちゃいますね♪*